PARARIA BLOG

パラリアブログ

2021.3.23

インタビュー

中山凛奈 2021年度卒業 国士舘大学 法学部

①パラリアを知る前の状況・悩み

 

小学校中学校にあまり恵まれず、周囲が荒れている環境にいることが多かったです。

中3の時も荒れていて、学校での友人関係にとても悩んでいました。同じ空間にいるのも嫌なくらいでした。

 

なので、勉強以前に日々を頑張る気力もなくなっていて、家からも出たくない状態でした。

引きこもり気味で2年ほど経っており、母ともギスギスしてました。

 

 

②パラリアを知ったキッカケ&入会の決め手

 

祖母がパラリアを見つけてくれて知りました。

普通の塾と違い、堅苦しい空気でもなく、大学のような感じだったので、私に合っているのではないかという理由で勧めてくれたそうです。

 

元々私は明るい性格で、新しい場所にも行きたいタイプだったこともあり、また自分自身、今の状況をなんとかして変えたいと思っていたので、パラリアを見に行きました。

 

実際に話を聞いてみて、「自分で考えて行動できるんだ」と思えたことが衝撃できた。

私はとても真面目で、学校のルールをしっかり守り、友達とも上手くやることにばかり神経を使っていて、自分が決めるという感覚は一切ありませんでした。

 

しかし、自分で計画を立てて自分で勉強することで、誰かの目を気にすることなく、自分のペースで一歩ずつ進んでいけるということに気づきました。

空間も堅苦しくなく、そこで勉強している人も各々が頑張っていて、家のような安心感を感じました。

 

「ここに通ったら、私も勉強できるようになるかもな」と思い、入会を決めました。

 

 

③パラリアでの印象に残っている出来事

 

私は中3の時に入会しましたが、当時の高3の先輩方からとても優しくしていただいたことが凄く嬉しかったです。今までいた環境ではあまり周囲に対していい思い出がなかったので、周りの人たちがこんなに優しいんだと驚きました。

 

他の人と楽しくお話する機会が増えて、とても楽しかったです。

 

高校生になると、勉強に意識が向き、頑張れる期間もあり、調子が悪くなると休みがちにはなってしまいましたが、「いつ来ても良い」という環境のおかげでとても気が楽でした。波がある自分にはとても合っていて、罪悪感もありませんでした。

通えなくても、「勉強に少しでも触れられていれば大丈夫だよ」と声をかけてもらえたことが嬉しかったです。

 

自分のことを赤裸々に話せたのはパラリアだけでした。
学校に居場所がなかったので、パラリアが楽しい場所だと思えていたことがとても嬉しかったです。

 

 

自分の経験は特に暗い話ばかりなので、普通は他人に対して取り繕って明るく振る舞っていましたが、その経験が少しずつパラリアでの楽しい経験に上書きされていったような感覚でした。

パラリアのイベントでは特に、先生おすすめの映画を観るのがとてもよかったです。
映画で観たシーンや音楽に、受験期間中も励まされました。

 

 

④パラリアに入ってから自分がどう変わったと思いますか?

 

中学生の頃は、「大人が全部正しい」と思っていて、大人に指示されたことを守って、レールの上にいれば正しい人生が送れると思っていました。

小さい頃は「歌手になりたい」と思っていましたが、「稼ぐのが難しいから」と現実的な話をされていました。

そういった経験から、自分で決めることをやめてしまっていました。大人の理想像になっておけばいいやと思っていました。

 

パラリアに入ってから、「アドバイスを受けるのは良いことだけど、自分の夢は諦めないで頑張ろうよ」と励まされたことが衝撃でした。

こうして大学受験を経験してみて、これまで色々な方からいただいたアドバイスも正しいとは思うのですが、自分が決めたことでないと継続出来ないんだなとわかりました。

 

進学先である法学部は、自分で決めたことでした。

本当は芸術系に進みたいとも思っていましたが、今の自分で同年代の芸術系の人と渡り合えるかどうかを自分なりに考えて、大学で芸術系に進むのはやめようと自ら決断しました。

学校の先生が正しいとか、大人が正しいとかはどちらでもよく、「自分がやりたいことをやる」ことを、パラリアでは教わりました。

 

 

 

周囲との関わり方も変わりました。

当時は自分の殻にこもっていましたが、少しずつ声をかけてもらい続けて、何年もかかってようやく、皆に好かれなくてもいいかなと思えるようになりました。

どうしても話が合わない人は出てくるので、そういう人と無理矢理仲良くなっても続かないなということがやっとわかりました。

ネットで創作活動をしていて、トラブったこともありました。私は1対1は得意ですが、集団は苦手で、集団生活も合わなかったんだなと思いました。

 

 

勉強に対する捉え方も変わりました。

評価が勉強に紐付いていたこともあり、小学生の頃から勉強を強制されていましたが、勉強が根本的に好きではなかったなと思います。

勉強嫌いがどんどん進み、勉強に関わることだと、体調が悪くなりがちになってしまいました。

周囲は皆、勉強が好きで勉強しているのだと思っていましたが、そういうわけではないんだということがわかりました。

勉強が得意な人もいるし、勉強が苦手な人もいます。
苦手なら苦手なりのやり方で勉強と向き合っていこうと思うようになりました。

一方で、創作活動をすればするほど、知識は重要だと思うようになりました。

主にネット上でのやりとりですが、どんな人と話す時でも、共通となる基礎的な知識は存在するなと思いました。

 

パラリアの先生から「自分が必要だと思ったら、できるタイプなのでは?」と言われたことをはっきり覚えています。

自分はそういうタイプなのだと改めてわかり、それを理解したら、必要だと思ったことは身につけられていることに気がつきました。

 

これらのように、私はパラリアで多くの考え方が変わったと思います。

 

 

⑤大学入学後に頑張りたいこと

 

昔の自分「新しい人と話すのが大好き」という自分がいかせて、さらに人を助ける中で色んな人と会話ができるということで、ボランティアに挑戦してみたいと思っています。

過去のトラウマに苦しんでいる人はたくさんいると思います。
自分と似たようなことに悩んでいる人たちが、少しでも前向きになれるような活動をしていきたいと考えています。

私は性格に反して暗い経験がすごく多かったので、そういう人をケアできるような、少しでも笑顔にできるような、そんな人になれたらいいなと思っています。

私は音楽や小説などの活動も行っています。今書いている小説も、自分の経験に基づいているものですが、二年以内にしっかり完成させたいです。

 

 

 

⑥こんな方におすすめ

 

堅苦しく考えて、日々つまらないなと考えている人や、学校よりも少し大人な考え方の人におすすめします。

 

また、私のように自分を変えたいと思っている人や引きこもりの人、

あとは、柔軟な考え方の人、高校生のうちから色んな考えの人と話したいと思っている人にパラリアをおすすめします。

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